住まい

賃貸物件の賃料・初期費用はこういう見方で選ぶと吉

賃料

きっと安いに越したことないと思うでしょうが、面積当たりでの中間くらいの物件をオススメします。一番安い物件は広さが必要だけどこの額しか出せないという人が住んでいます。同一の広さでも賃料で俄然、住民の民度が下がります。

管理会社的には安い物件ほどトラブルが多くて勘弁してほしいのが本音です。そんなトラブルが増えやすい物件に住みたいですか?単純に中間くらいの家賃の物件を選ぶのでは無く、構造をRCにしたり、設備の追加等で調節してください。

  • 広さに対して中程の家賃を、設備で家賃調整すると吉。

敷金・礼金・初期費用

敷金・敷引き

敷金(しききん)は基本的には返ってくるお金です。保証金と表される場合もあります。滞納時に補填されたり、退去時の破損部分の修理代金等に充てられます。敷引きは敷金のうち、返ってこない部分となります。

敷引き自体は関西での習慣になるようです。最近は基本返さないといけない物と大家側も認識してきているので、敷金を設定している物件は減っていってます。

礼金

礼金は返ってこないお金なので入居者に嫌われますが、ある種のフィルタリングにもなりますので、家賃と同じくある程度の額はあったほうが変な人は少ないです。

正直なにが礼なのかわかりませんが、昔は賃貸物件も少なかったため、住まわせてくれてありがとう。の意味で払っていた物です。最近はこれも無くなったり金額が減っていってます。

その他初期費用

鍵交換代

文字通り鍵を交換する代金です。どこかの記事で鍵交換代を拒否ったったーwというのを見ましたが、大家側には鍵を交換する義務はないので、支払われないなら鍵交換やーめたーとなる可能性もありえるので、セキュリティ的にオススメしません。

通常のシリンダーキーでは無く、セキュリティ的に強いディンプルキーにして欲しいなどと交渉すると良いかもしれません。

賃貸保証

最近は必須というところも多いですね。意外と交渉すればプランを安いモノに出来たりします。大家・管理会社的にはフィルタリングとして機能しています。全員が順調に家賃を払ってくれれば必要無いものですが、一定数滞納者は出てきますね。体感的には5%程度。

火災保険

必須です。安いのでも、自分で用意するのでもいいので必ず入ってください。未加入で万が一にも重大な過失がある状態で火災を起こすと、隣の部屋の被害であったり建物の躯体への被害の損害賠償を負担する場合もあります。結構洒落になりません。

クリーニング代・消毒費

クリーニング代は交渉で取っ払うのが良いです。基本的に借り主が負担するものではありませんが、特約にかかれてしまうと有効なので突っぱねてください。消毒代も仲介会社の業者の小遣いになるだけです。よっぽど気になる人以外不要です。

  • 敷金はなくなりつつある。
  • 礼金はほどほどにあるとフィルタリングとして機能する。
  • 初期費用は割と交渉できる物が多いです。
あわせて読みたい
賃貸物件の見るべきポイントとおすすめ条件賃貸管理会社社員が賃貸探しにおける注目すべきポイントや、おすすめの条件について書きました。...