戦後の高度経済成長期の家電三種の神器と言えば、白黒テレビ、洗濯機、冷蔵庫ですが、今現在、新三種の神器にあたる家電といえばiRobotのルンバシリーズを代表とした、「ロボット掃除機」、食器を自動で洗浄乾燥までしてくれる、「食器洗い乾燥機/食洗器」、そして進化した「ドラム式洗濯機」です。
これから新生活を始める人や、家電の購入・更新をしようと考えている人にロボット掃除機、食洗器、ドラム洗濯機の紹介をしていきたいと思います。
3種類すべてに共通するものとしては家事に掛ける時間を短くしてくれる時短家電である。ということです。
ロボット掃除機
トップバッターのロボット掃除機ですが、iRobot社のルンバシリーズが有名です。価格的には2018年8月現在で、一番安い物が45,000円から一番高い物で115,000円程度までの価格差があります。ウチもルンバシリーズ最上位の980を導入しています。以下はルンバを前提に書いていきます。
掃除の時間短縮
ルンバがすべての掃除をしてくれるわけではありませんが、導入する事によって掃除に取られる時間が大幅に短縮されます。追加された作業といえば、ルンバに溜まったゴミを捨てるだけです。
床に物を置かない生活
ロボット掃除機を活用するようになると、ロボットの邪魔になるものを排除していくため、床に物を置かないようになっていきます。目的と手段がごちゃ混ぜになっている気がしますが、床が綺麗になっていきます。これもロボット掃除機導入の効果です。
家具の新調
家具によっては下まで埋まっている物や低い脚の物もありますが、ロボット掃除機が掃除できない部分が気になってしまうので、脚のついた家具に変わっていきます。うちではソファが無印良品の物からIKEAの脚のあるソファに変わりました。
安いものでも1台
先ほども書いたように安い物から高い物まで3倍近い値段差があります。うちでは一番高価な物を購入しましたが、正直使いこなせていません。しかしロボット掃除機を導入する事による効果は大きいと体感しているので、安い物でも一台まずは導入する事をおすすめします。生活がガラリと変わります。
- 掃除の時間短縮は大きい
- 床に物を置かない生活になる
- 安い物でも1台導入おすすめ
家具の関係で小さい物が欲しい場合などはエスキュービズムの物もよさそうです。幅22.8cm×高さ3.2cm×奥行25.8cmで、特に驚異的な高さ3.2cmが凄いです。どこでも掃除してくれそう。
食器洗い乾燥機/食洗器
食器洗い乾燥機、略して食洗器ですが、食器と洗剤を投入してボタン一つで乾燥までしてくれる優れもの。うちは家を購入の際にビルトインの45センチ幅物を付けていますが、もうちょっと大きいのにすれば良かったなーと後悔しています。サイズ的には45センチ幅と60センチ幅がありますが、出来る限り60センチ幅の物もしくはもっと大きいものを導入するのをオススメします。一度に洗える量が格段に違います。
ついついシンクやキッチンの上にためがちな食器も食器の出し入れの手間だけで簡単に洗浄してしまえます。電気代はかかりますが、水道代はより節水してくれるので安くなります。
人が洗って洗い残しがあると小さな争いの種になりますが、食洗器が洗い残しても争いの種になりませんし、そもそも近年の物は高性能で洗い残し自体がほぼほぼありません。昔は予洗いも必要だったみたいですが、今では必要なし。
洗い物しながらおしゃべりも悪くないですが、そういうのもタマにあればいいかな・・・という感じ。
忙しい人にオススメです。手荒れもなくなります。
- 場所が許すなら出来るかぎり大きい物を
- ビルトインならなおよし
- 時間を捻出できて手荒れも減ります
ドラム式洗濯機(乾燥機能付き)
ドラム式洗濯機のメリットは、まず節水であること。汚れ落ちは縦型のほうがいいという話もみますが、個人的な感覚では大差ありません。水量が少なく、洗剤濃度が濃ゆくなるので皮脂汚れに強いです。傷や、衣類の絡みが縦型のようにはありません。サイズが縦型より多少大きいですが、上に物が置けるのでスペースの有効活用がしやすいです。
個人的にも特に大きいのは、乾燥機能です。縦型にもついているものがありますが、乾き具合が全然違います。洗い物と洗剤を入れて、待つだけで服なら着れる状態になっているんですよ。干すという作業が必要ありません。
- 洗濯機を回す
- 干す場所まで持って行って
- ハンガーに干す
- ハンガーから降ろしてたたむ
という一連の行為が
- 洗濯機を回す
- たたむ
のようになります。
乾燥機能自体は結構時間が掛かりますが、手間が大きく変わるのが分かると思います。
うちの使い方では、日中は普通に洗濯機を回して干していますが、その日着た物を寝るときに乾燥まで回しておくと、朝には着れる状態になっています。ウチは家族4人なので複数回回す必要がありますが、一人暮らしであれば一回で乾燥まですべて賄う事が出来るはずです。人によっては必要な服の数すら減らせるかもしれません。
乾燥の仕上がりが心配な場合はハンディアイロンがおすすめです。
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家電新三種の神器まとめ
今回紹介した家電新三種の神器は何か新しい事が出来るわけではありません。しかし、日々繰り返しやらなければならない家事の時間をそれぞれ短縮していってくれます。忙しい一人暮らしの人や、兼業主婦の人、もちろん専業主婦の方、それぞれに大きなメリットがあります。普段奥さんに家事を押し付けている旦那さんにもオススメします、多分ものすごい喜ばれます。その出来た時間で家族や友人と交流したり、新しいチャレンジをする時間を生み出せたら最高じゃないでしょうか。
値が張ったりランニングコストはかかりますが、家事の時間短縮を行って、色々な事にチャレンジする時間や楽しむ時間を作りませんか?お金は稼ぎ方を変えれば増やす事が出来ますが時間は有限です。